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請願第1号
日本政府に対し「核兵器禁止条約」への一日も早い署名・批准を求める請願
【請願項目】
「核兵器禁止条約」への一日も早い署名・批准を求める意見書を、日本政府に提出してください。
【請願趣旨】
8月6日広島で、8月9日長崎で、被爆74年となる平和祈念式典が行われ、広島、長崎両市長の平和宣言が述べられました。
両平和宣言に共通していたのは、原爆の残虐性と非人道性が叫ばれ、「命あるうちに核兵器のない世界を」との被爆者の痛切な願いを受けとめ、人類の死活にかかわる核戦争の防止のために核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されたこと、そのためにも世界で唯一の戦争被爆国の日本政府に対し、2017年7月に国連で122カ国の賛同を得て採択された「核兵器禁止条約」の一日も早い署名・批准を求めたことです。
戸田市でも1986年の市制施行20周年の際に、平和都市宣言を宣言し、「我が国は世界唯一の核被爆国として、核兵器の恐ろしさと被爆の苦しみを深くかみしめ、全世界の人々にその廃絶を訴え続けていかなければならない」と決意しました。
恒久平和の実現と核兵器の廃絶は、戸田市民はもちろん日本国民を初め世界の普遍的な願いです。
9月末現在、「核兵器禁止条約」に署名した国は79カ国、批准した国は32カ国となり、同条約発効に必要な50カ国の批准まであと18カ国に迫りました。
私たちは日本政府が世界で唯一の戦争被爆国としての責任を果たし、「核兵器禁止条約」に背を向けることなく、これを一日も早く署名・批准することを望むものです。そして、核兵器廃絶の平和な世界の実現を望むものです。
そのためにも戸田市議会が、全世界の人々に核兵器の廃絶を訴え続けていかなければならないと決意した平和都市宣言を今こそ履行し、真剣に努力する証として「核兵器禁止条約」の一日も早い署名・批准を求める意見書を、日本政府に提出してくださるよう心からお願いいたします。