令和7年6月定例会
令和7年6月10日 (一般質問)
三輪なお子 (公明党)
1.防災・減災対策について
昨年の能登半島地震を受け、政府は防災基本計画を見直し、災害時における要配慮者への福祉的支援の強化を明記した。本市においても、災害時の避難所運営における福祉的支援の在り方を再点検することが求められていると考える。そこで本市の防災・減災対策のさらなる推進について伺う。
(1)避難所の環境整備におけるTKB(トイレ、キッチン、ベッド)について本市の現状と今後に向けての考え方について伺う。
(2)避難所における「女性のプライバシー」や「安心して過ごせる場所の確保」について伺う。
(3)在宅、車中泊避難者等の支援について伺う。
@避難所以外の被災者をどのように把握し、必要な支援や情報提供を行っていくのか伺う。
A自主避難者のスマートフォン、LINEなどを使っての「安否確認システム」の活用について、市の考えを伺う。
2.子育て支援対策について
母乳バンクの存在と役割について、母乳バンクは、早産児や低出生体重児など、医療的ケアを必要とする新生児の命を守る大切な仕組みである。直接授乳が難しい場合でも、提供母乳(ドナーミルク)を通じて、栄養と免疫を届けることができる。いざという時には誰でも利用できる制度でもある。一方で、母乳バンクに関する制度の認知度はまだ十分とは言えず、必要な方に確実に情報を届ける体制づくりが求められる。以下2点について伺う。
(1)母乳バンク制度やドナーミルクの意義について、市としてどのような認識・理解であるか伺う。
(2)本市において、母乳バンクの活用実績や、必要とする家庭への情報提供・支援の取組があれば伺う。
市長
担当部長