平成29年6月定例会(第3回)
平成29年6月5日 (一般質問)
本田哲 (日本共産党戸田市議団)
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1.戸田市議に対する海外派遣旅費返還の判決について
(1)2014年9月26日、市議の海外派遣をやめさせる会と238人の戸田市民が原告となり、2013年10月16日から21日に実施された、市議の海外派遣の旅費を市に返還することを求める住民訴訟が起こされた。そして、2017年5月24日、さいたま地方裁判所において、「被告の反論を考慮しても、本件派遣について合理的な必要性があるとはいえない。本件決定は、市議会の裁量権を逸脱又は濫用してされたもので違法であり、本件支出も違法というべきである」と神保国男市長に対し、戸田市議会姉妹都市訪問団としてオーストラリア・リバプール市に行った5人の議員(元議員も含む)の旅費、それぞれ47万8,800円(総額239万4,000円)の支払いを請求せよと判決が下された。この判決結果を踏まえ、以下3点について市長の見解を伺う。
@今回の判決に対する受けとめ方は。
A速やかに旅費返還を求めるべきと考えるが対応は。
B判決を真摯に受けとめ、控訴すべきではないと考えるが対応は。
2.ボートコース高台広場整備の必要性について
(1)ボートコース高台広場の整備を視野に入れ、2016年度に商業調査を実施し、今年度は、整備のための設計を実施しているが、ボートコース高台広場整備の必要性について疑問を感じる。よって、以下3点について市の考えを伺う。
@ボートコース高台広場の整備目的は何か。
A商業調査(アンケート)を実施し、寄せられた回答に対する市の見解と今後のスケジュールはどうなっているのか。
Bアンケートでは、「公園の全体的な整備」を望む声が一番多い。樹木の剪定や除草、遊具の設置などは、公園管理者である埼玉県が行う仕事である。埼玉県と協議し、公園内の環境整備をしっかりと行ってもらうことが必要ではないか。
3.駅自転車駐車場の利用料等の改善について
(1)2017年度における利用者の申し込み状況は。
(2)2017年度から、利用制限区域の解除や12カ月分の定期利用などを設けたがその効果は。
(3)指定管理者による運営・管理開始から1年が経過したが、この1年間で取り組まれた新たなサービスは何か。
(4)駅自転車駐車場利用者や駅を利用する市民からは、引き続き、利用料の引き下げを求める声が多くある。これまでの答弁は、「3年を一つのスパンとして料金の適正化について検討していきたい」とのことであったが、1年間の運営状況を考慮し、利用料の引き下げについて検討を始めるべきではないか。
市長
担当部長