平成17年 3月定例会(第2回)
平成17年3月9日 (一般質問)
遠藤英樹 (平成会)
1.市の会計制度
公会計については、民間の企業会計との対比において、
@ ストックとしての地方自治体の資産・負債に関する情報が不十分であり、地方自治体の保有資産の状況や、将来にわたる市民負担などの地方自治体の財政状況がわかりにくい。
A 地方自治体と外郭団体等とを連結した財務情報が提供されておらず、公共部門の全体像が把握できない。
B フローの財務情報とストックに関する財務情報の連動がない。予算、決算という現金収支と資産、負債状況との関係の把握が困難である。
C 予算執行の状況がわかるのみで、当該年度に費用認識すべき行政コスト、事業ごとに間接費用を配賦したフルコストや、将来の維持管理費用などを加味したライフサイクルコストが明らかにならない。
D 事業ごとのコストや便益が把握できないため、予算の効率的な執行を図る助けにはならない。
といった問題点が指摘されているが、
(1) 新たに導入した予算の枠配分制度について、どのような評価をなされていますか
(2) 今後の市の予算、決算等、会計制度の見直しについては、どのように検討されていますか
2.環境報告書の作成
(1) 市では、環境報告書の作成を検討されておりますが、その内容については、どのようになっていますか
市長
担当部長