請願第4号 年金受給資格期間の10年への短縮を求める請願
受理日:平成23年12月19日
付託委員会:健康福祉
付託日:平成24年3月5日
議決日:平成24年3月21日
議決結果:趣旨採択
望月久晴
【請願事項】
年金受給資格期間25年の10年への短縮を早急に法案化することを求める意見書を採択し、関係各機関に送付すること。
【請願理由】
公的年金制度の最大の問題は、膨大な数の無年金・低年金者の存在です。厚生労働省資料でも、受給資格期間25年を今後満たす見通しのない人を含めて、無年金者は118万人です。
この問題の解決は、国民の老後の生活保障の上から喫緊の課題です。そのために、国民を豊かにして、だれでも年金保険料を払えるようにすること、さらには「最低保障年金」創設の必要はいうまでもありません。しかし、無年金者を多くしている原因の一つである長過ぎる受給資格期間の短縮は、各政党・団体が求めてきたところです。
年金の受給資格期間短縮の必要は、「社会保障・税一体改革成案」でも提起されています。この問題に関しては既に国民的な合意ができています。速やかな具体化・法案化が求められます。
よって、意見書の採択をお願いするものです。