請願第2号 無年金・低年金者への基礎年金国庫負担分3.3万円の支給を求める請願
受理日:平成23年12月19日
付託委員会:健康福祉
付託日:平成24年3月5日
議決日:平成24年6月22日
議決結果:不採択(賛成少数)
望月久晴
【請願事項】
「最低保障年金」実現までの救済策として、基礎年金国庫負担分3.3万円に満たない部分を無年金・低年金者に支給する措置を求める意見書を採択し、関係各機関に送付すること。
【請願理由】
4月から年金が0.4%引き下げられました。この10年以上、たびたびの引き下げはあっても年金が引き上げられたことがありません。この間、年金課税は強められ、医療・介護保険料は上がり続けています。ひとり暮らし高齢者の生活は特に深刻です。「社会保障・税一体改革成案」にも「低所得者への加算」が打ち出されています。
「最低保障年金」の創設は喫緊の課題ですが、高齢者の生活実態は、その実現を待てない状況です。また、「社会保障・税一体改革成案」に骨格が示された「最低保障年金」は現在の高齢者に適用するものではありません。「最低保障年金」が実現し適用されるまでの緊急措置が必要です。よって、意見書の採択をお願いするものです。