第9号 戸田南小学校の教室不足対策を求める請願
受理日:平成17年11月22日
付託委員会:文教・建設
付託日:平成17年11月30日
議決日:平成18年9月5日
議決結果:取り下げ
熊木照明
高橋秀樹
皆様には、教育の充実にご理解とご尽力を賜り、感謝申し上げます。
さて、戸田市立戸田南小学校は、埼京線の開通以来、都市化が進み、マンションの建設等によって人口が増加し、現在の児童数は906名となり、学級数も26クラスとなっております。
平成22年には、児童数は1,044名の31クラスに増加するとの教育委員会の試算があり、教室も2教室が不足するとのことであります。
平成14年に5教室の普通教室を増築し、対応してまいりましたが、さらに教室が不足する状況から、特別教室を平成16年にプレハブで校庭に増築し、図書室や多目的教室として使用している状況にあります。
現在でも、グラウンドが狭い状況の中にプレハブ教室が設置されたことから、運動会では1周150メートルしか取れない状態であり、また、運動会では保護者の見学する席がなく、立って応援するような状況にあります。体育の授業においては、2クラスが使用することもありますし、クラブ活動等においても、狭い校庭を譲り合いながら使用しております。
体育館も老朽化しておりますので、移設も含め検討いただき、校庭の拡張による教育環境の整備が図れるよう、特段の計らいを要請するものであります。
学校開放においても利用者は多く、多くの団体が使用していますが、グラウンドが狭く、不便な状態で使用しています。
小学校における学校区の変更は、通学距離などの関係で難しいと思われますし、新たに学校を建設することは、用地の確保や建設費用の関係で難しいと思われます。
したがって、グラウンドにプレハブ教室を建設するなどの暫定的な解決ではなく、隣接地の借用や買収等を含めた、抜本的な教室不足に対する対策を講じられるよう、強く要望するものであります。
記
1.戸田市立戸田南小学校の早急な教室不足対策と、グラウンドの拡張のための抜本的な対策を講ずること。
2.隣接地の借用や買収等により、老朽化した体育館の建て替えと、プール、学童保育室を複合化し、移設を検討すること。
3.学校開放にも十分考慮した対応をすること。