請願第11号 国民健康保険税の引き下げ等を求める請願
受理日:平成26年11月18日
付託委員会:健康福祉
付託日:平成26年12月2日
議決日:平成27年6月29日
議決結果:不採択(賛成少数)
本田哲
【請願趣旨】
私たち中小業者は、消費税率8%への増税など過酷な税金や社会保険料、燃油・資材や生活必需品の高騰によって経営も暮らしも逼迫していますが、地域経済の担い手として、営業を続けていこうと頑張っています。
2014年秋、埼玉県商工団体連合会が取り組んだ「業者緊急アンケート」の集計結果(別紙戸田民商103名)では、売り上げが昨年同時期(4〜8月)に比べて10%〜20%以上減ったと答えている人が53.4%と約半数です。ふえたという人はわずか6.8%で、変わらないと答えた人が39.8%という結果です。
国保税は、所得から計算されますが、自営業者の所得は売り上げから営業に関する経費を差し引いた残りです。月所得の1カ月分以上の保険税となり、本当に大変です。
国民健康保険は、中小業者やそこに働く従業員、老人世帯など圧倒的多数の低所得者が加入し、その命と健康を守る大事な社会保障制度です。戸田市としてもその運営のために鋭意御尽力されていることとは思いますが、「高過ぎる国保税を引き下げてほしい」という声は切実です。
以上の趣旨にのっとり、次の事項の実現を強く求め請願いたします。
【請願項目】
1.国民健康保険税の引き下げを行ってください。
2.売り上げの激減などにも対応できる、申請減免制度を創設してください。