請願第10号 「特定秘密保護法の廃止を求める意見書」の提出を求める請願
受理日:平成26年8月22日
付託委員会:総務
付託日:平成26年9月4日
議決日:平成26年9月25日
議決結果:不採択(賛成少数)
【請願趣旨】
「特定秘密の保護に関する法律」(特定秘密保護法)は、各種世論調査やパブリック・コメントなどで反対や慎重・徹底審議を求める声が多数を占めたにもかかわらず、昨年12月6日に臨時国会で強行採決されました。
この法律に対しては、「特定秘密」の範囲が広がる危険性、基本的人権やプライバシー侵害のおそれ、また国際人権規約を具体化した「ツワネ原則」からの逸脱など、さまざまな問題が指摘され、各界・各層・各分野から反対声明が次々と発表されました。国連機関や海外のメディアからも批判が相次いでいます。法成立後、国民の間にも危惧の声が広がってきています。
国民の知る権利は、民主主義社会の根幹であり、今必要なのは情報公開制度の整備です。
市民の自由を奪い、目と耳と口を塞いで秘密に覆われた「秘密国家」への道を開く「特定秘密保護法」は、時代に逆行しています。
「特定秘密保護法」の廃止を求める意見書を、国に提出してくださるよう、請願いたします。
【請願項目】
「特定秘密保護法の廃止を求める意見書」を国に提出してください。