請願第9号 集団的自衛権の行使容認に関する意見書提出を求める請願
受理日:平成26年8月22日
付託委員会:総務
付託日:平成26年9月4日
議決日:平成26年12月16日
議決結果:不採択(賛成少数)
【請願趣旨】
本年7月1日、安倍内閣による集団的自衛権の行使を容認するという閣議決定が、強行されました。
ほとんどの世論調査で見られるように、国民の多くは憲法第9条の改憲に反対しています。最近では、集団的自衛権行使容認反対も、過半数以上を占めています。
国のあり方にかかわる重大な決定が、このような国民の声を顧みることなく、立憲主義や民主主義に反し、正式な手続によらずになされました。時間をかけた丁寧な審議が尽くされたとは言えず、国民への説明も不十分なままです。
そのため、国民の間には、国への不信と、海外で戦争する国になる道を開くものではとの不安が広がっています。
日本はもちろん世界中の人々が求めるのは、個人が尊重され、平和に生きられる社会です。
国は、平和を望む私たち国民の声を酌み、集団的自衛権行使を可能にする立法措置や政策を拙速に進めず、慎重な審議を尽くすとともに、国民に対して十分な説明を行うべきです。
【請願項目】
「集団的自衛権行使を可能にする立法措置や政策を拙速に進めず、慎重な審議を尽くすとともに、国民に対して十分な説明を行うことを求める」意見書を国に提出してください。